経済・株に関する基本用語を学ぶ
こんちには。佐藤亮介です。
最近世界経済が大変なことになっているというニュースをよく目にします。
一般的な原因としては中国経済の減速と中国株価の下落によるものだと考えられています。このような事態は中国の経済体制が本質的に変わらないとまた起きるでしょう。
日本もこの間までは日経平均2万円台で、3万円まで行くかみたいなこと言われていましたが、ここ数日間で1万8千円を下回るなど、かなり大きな煽りを受けています。
そこで今回は経済のことをより知るべく
よくテレビや新聞で目にする基本的な4つの用語を学んでいきたいと思います。
1:日経平均株価ってなに
「今日の日経平均株価は終値...。」
こんなことよくニュースのお姉さんが言っていますよね。
きっとなんとなくわかっている人は多いと思います。
しかしこの「日経平均株価」というのは
日本の上場企業全体の平均値というわけではないのです。
みなさんご存知だったでしょうか。
では「日経平均株価」とはなにを指しているのか...。
日経平均株価とは
→日本経済新聞社が発表する東京証券取引所第1部上場のうち
代表的な225銘柄の株価水準を表す指標のこと。対象の225銘柄は、
市場での流動性が低くなったものを定期的に見直し、入れ替えが行われている。
簡単に言うと上記のような説明になります。
東京証券取引所第1部上場企業は1900社(2015/8/27現在)
存在しており、そこから225社が選定されています。
また、この日経平均株価と似ているのがNYダウと呼ばれるものです。
NYダウは米国の通信会社ダウ・ジョーンズ社が30社の米国優良銘柄を
選定し株価を算出しています。日経平均株価もこの算出方法を使っています。
詳しい企業数情報は以下のリンクから確認してみてください。
2:TOPIXってなに
日経平均株価と同じくニュースなどでよく目にするのが
このTOPIXです。ではこれは一体なんなのか調べてみましょう。
TOPIXとは
→東京証券取引所が算出、公表している株価指数で、
上場銘柄全体の浮動株ベースによる時価総額の変動を表す指数のこと。
少し難しそうな用語が混ざっているので
少し砕いていうと 、売買が活発に行われている株(浮動株)を
ベースとし東証一部全銘柄を対象とした株価指標ということです。
TOPIXは市場全体の規模の変動をみる
「ものさし」のような役割を担っていることがわかります。
3:株価はどのように決まるのか
では株価とはどのように決まっているのでしょうか。
そもそも株価とは株式会社が発行する株式の時価を
1株あたりで示したもので、それが売買の際の取引価格になります。
この価格は投資家同士の取引が成立するたびに更新されます。
ではなぜ株価は変動するのでしょうか。
それは株価が需要と供給のバランスで決まっているからです。
商品やサービスの価格は、それを欲する需要の活動と、
それを提供する供給のバランスで決まります。
株価はオークションの方式に似ていて、
人気があればたくさんの買い手がつき価格は上昇します。
しかし魅力のない株はみんな手放したがり価格は下がります。
このように買いたい人が売りたい人より多い時
株価は上がり、反対に売りたい人が買いたい人より
多かった時は価格が下がる。そういう仕組みになっています。
4:ストップ高・ストップ安について
今回はストップ高とストップ安の
説明をして終わろうかなと思います。
先ほど株価がどのようにして決まるかを
説明したのですがこのストップ高とストップ安は、
需給のどちらかが多くなりすぎて株価がつかない状態のことを指します。
ストップ高・ストップ安
→株価が一度に大きく変動すると、市場が混乱するので
証券取引所によって1日の株価変動幅が決まっています。
その制限値幅いっぱいに株価が動き、高い場合をストップ高、
安い場合をストップ安といいます。
※制限値幅は前日の終値(取引終了時の株価)を基準とします。
この2つの事柄はサプライズニュース
(市場が予期しなかったニュース)がきっかけで起こることが多いです。
ストップ高は是非経験してみたいですね。
おわりに
今回未熟な知識ながら4つの事柄について書いてみました。
やはり自分で理解するのと人に説明するのでは難しさの
レベルが違うなと今回改めて感じました。
今後少しずつ理解度を深めて、
もっと上手に説明できるように精進していきます。
株始めてみようかな...。
では。